2Feb
今年もいよいよ花粉シーズン突入目前となりました。花粉症の方はチェック済みかと思いますが、今年は昨年よりも花粉の飛散量が多いという予報が出ています。（※関東では昨年の1.5倍～2倍） 花粉症の対策としては、花粉になるべくさらされないようにし、お薬で症状に対応するという形が一般的かと思います。中には、減感作療法や、鼻粘膜のレーザー治療を受けられる方がいらっしゃるかと思いますが、全体の患者数からすると少ないのではないでしょうか。
さて花粉症で使用する薬ですが、大きく分けると、抗ヒスタミン剤、抗ロイコトリエン薬、血管収縮薬（α１刺激薬）、点鼻薬（ｽﾃﾛｲﾄﾞ、血管収縮薬）、Th2サイトカイン阻害薬、トロンボキサンA2阻害薬などがあります。主な商品をあげます。
あおば薬局では、やはりアレグラ、アレジオン、アレロックあたりが最も出ています。抗ヒスタミン剤は鼻水止めとして、オノンなどの抗ロイコトリエン薬は鼻閉改善に使用される事が多いようです。表の一番下にある、セレスタミンはステロイドが入っているので、重症のかたでも良く効くようで好きな方が多い印象です。ただステロイド剤は漫然と服用していると、副作用が出る可能性が高いので注意しましょう。